みかんを食べると体が黄色くなる!? みかんとオレンジの違い、特徴とは??

寒い季節にこたつの上で食べるものといえば、みかんですよね!

みなさんついつい食べすぎて、肌が黄色くなった経験やそんな人を見たことはありませんか?

私も小さい頃は黄色くなるまでよく食べていました。

でも、どうして肌の色が変わるのでしょうか。

どうしてみかんを食べ過ぎると体が黄色くなるの?

積まれたみかん

みかんの食べ過ぎで顔や手のひら、足の裏など皮膚が黄色くなることを柑皮症といいます。

柑皮症はカロテンの過剰摂取が原因で起こります。

皮膚が黄色くなってしまいますが、健康上特に問題ないため、医師の診断を受ける必要はありません。

柑皮症はカロテンの摂取する量を控えれば自然と治すことができます。

柑皮症と同じように黄疸も皮膚が黄色くなります。

しかし、黄疸の場合は、白目の部分も黄色くなるため柑皮症と見分けることができます。

黄疸の症状が現れた場合は、すぐに病院へ行き、医師の診断を受けるようにしましょう。

カロテンが多く含まれる食べ物には、みかんなどの柑橘類、トマトやにんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、野菜ジュースなどがあります。

みかん以外でも柑皮症は発症してしまうのですね。

どのくらいのカロテンを摂取することで柑皮症を引き起こすのかは人によって異なるため、明確な基準はありません。

そのため自分で摂りすぎていると感じたり、肌が黄色いと周りから指摘されたりしたら、食生活を見直してみましょう。

みかんの生産地とその特徴

みかんの木

みかんの収穫量が多い都道府県は、1位和歌山県、2位愛媛県、3位静岡県だそうです。

また、熊本県や広島県、愛知県などでも栽培されています。

みかんの生産に適している地域は、年間の平均気温が15℃以上あり、冬季でも最低気温が-5℃以下にならないことが条件としてあげられます。

さらに甘くて美味しいみかんを実らせるためには、8月~10月にかけての日照時間が長いことと、夏から秋にかけて雨が少ないことも必要とされます。

寒い冬に食べるイメージの強いみかんですが、栽培される地域は暖かいところでないと美味しいみかんはつくることができないのですね。

美味しいみかんの見分け方

スーパーや親戚から届く大量のみかん。食べるなら甘くて美味しいみかんが食べたいですよね。

そこで、美味しいみかんを見分ける方法をご紹介します。

  • ヘタが小さい
  • 形が平べったく、ヘタの反対側が凹んでいる
  • 果皮が薄く、柔らかくて弾力がある
  • 果皮の表面のぶつぶつが小さく、きめ細かいもの
  • オレンジ色が濃く、小さいもの

この条件に当てはまると、美味しいみかんである可能性が高くなります。

その他にも、ヘタの反対側がデベソのようになっているみかんや、菊みかんと呼ばれるお尻の部分がボコボコしているみかん、可愛らしい葉っぱが付いているみかんも美味しいそうです。

美味しいみかんを見極めるポイントはたくさんありましたね!

これらを参考にして、ぜひ自分の好きなみかんを探してみてください。

みかんとオレンジの違い

葉のついたオレンジ

ところでみなさん、みかんとオレンジの違いってご存じですか?

とても良く似ているけど、どこか違うみかんとオレンジ。言葉で説明するのは少し難しいですよね。

生物学的な違い

みかんとオレンジとてもよく似ていますが、根本的な違いはあるのでしょうか。

生物学的にみかんは「ムクロジ目ミカン科ミカン属ウンシュウミカン種」と表します。

そしてオレンジは「ミカン目ミカン科ミカン属オレンジ種」と表します。

同じ柑橘類ですが、生物学的には違う分類となるそうです。

みかんとオレンジそれぞれの特徴

箱に入ったオレンジ

みかんの特徴

日本でよく食べられる温州みかんを例として、特徴をまとめていきましょう。

・皮が薄いため、手で簡単にむくことができる。

・薄皮が柔らかく、そのまま手軽に食べることができる。

・種がほとんどない。

・オレンジよりもさっぱりとした味わいである。

オレンジの特徴

・皮が分厚いため、手でむくことが難しい。

・ジュースやジャム、ソースとして利用されることも多い。

・みかんよりも香り高く、味が濃厚である。

みかんとオレンジの共通する栄養成分と効果

みかんの果肉

ビタミンC

ビタミンCは皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必要な栄養素です。

体内では作られない栄養素であり、尿と一緒に排出されやすく、体内に貯蓄することができません。

そのため、毎食ごとに摂取することが大切です。

ビタミンCの効果としては、シミやシワ、ニキビなどを予防し、美肌へと導いてくれます。

また、鉄分の吸収を助けてくれるため、貧血予防や疲労回復、免疫力の向上にも効果が期待されます。

クエン酸

柑橘類の果物を食べたとき、酸味を感じると思います。

あの酸っぱい味わいがクエン酸です。

クエン酸は、疲労回復や食欲の増進、血の流れを良くする効果が期待されます。

また、カルシウムの吸収を助けてくれるため、カルシウム不足を改善する効果もあります。

ビタミンP、食物繊維

みかんの薄皮や白い筋にはビタミンP(ヘスペリジン)や食物繊維が含まれています。

ヘスペリジンはビタミンCの力を持続させる効果や血管を丈夫にしたり、血をサラサラにしたりする力があります。

そのため、ヘスペリジンには血流改善や冷え性、発がん性の予防、老化防止の効果があるそうです。

また、食物繊維は便秘の改善や血糖値の上昇を緩和、コレステロール値の改善に効果があるそうです。

健康上は、みかんの白い筋はなるべく取らないほうがいいみたいですね。

みかんの栄養成分と効果

βクリプトキサンチン

βクリプトキサンチンにはガンや骨粗しょう症の予防、糖尿病の抑制などに効果があることが研究により、発見されました。

βカロテンの5倍の予防効果があり、特に温州みかんに多く含まれ、オレンジの200倍も多く含まれているそうです。

骨粗しょう症においては、毎日みかんを4個食べることで、骨粗しょう症になるリスクが92%低減するという調査報告が発表されているそうです。

また、βクリプトキサンチンは栄養の作用が一日でなくなるのではなく、二ヶ月も体内に存在してくれます。

効果を活かすには、βクリプトキサンチンは果皮に多く含まれているため、皮ごと食べたり、陳皮やジャムなどに加工して食べることをおすすめします。

 

シネフィリン

シネフィリンはオレンジには入っていない温州みかんの特別な成分だそうです。

シネフィリンは気管支の筋を緩める力があり、喉からくる風邪に効果的です。

風邪の緩和に風邪予防をしてくれるみかんは寒い季節に欠かせませんね。

オレンジの栄養成分と効果

ビタミンCとカリウム

オレンジはみかんと比べて、ビタミンCとカリウムが豊富に含まれています。

みかんとオレンジ100gあたりのビタミンC含有量は、みかんは32mg、オレンジは40mg含まれています。

カリウムはナトリウムの排泄を促すため、高血圧の予防やむくみも解消する効果があります。

また、筋肉の正常な収縮や利尿作用、二日酔いにも効果があるそうです。

まとめ

皮をむいたみかん

いかがでしたでしょうか?

みかんを食べることによってなぜ体が黄色くなるのか、その正体が分かりましたね。

体が黄色くなることがあれば、それはカロテンの摂り過ぎかもしれませんね。

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