冬の星空が綺麗に見えるのはなぜ? 星空が美しいと感じる3つの理由

冬に星空を見上げた時、普段より綺麗だと思ったことはありませんか?

普段見ている星空よりも星のひとつひとつが輝いて見える気がします。

これは気分的にそう見えるだけなのでしょうか?

それとも、綺麗に見える理由があるのでしょうか?



明るさが関係している

街に沈む太陽

冬は暗くなるのが早いです。

それによって、真夜中の空には太陽の光がほとんど当たりません。

その結果、星の一つひとつがはっきり見えやすくなるのです。

逆に、夏は暗くなるのが遅いです。

すると、太陽の光が残り、空が青がかった黒になります。

これを残照といいます。

その残照によって星が見えにくくなるのです。

気候が関係している

蒸気が立つ家

冬になると空気が乾燥します。

これは、空気中に水分が少なくなっていることを表します。

空気が乾燥すると、空気中に存在する細かい水分が視界を邪魔をしないため、空がはっきり綺麗に見えるのです。

例えば、部屋でお湯を沸騰させることを思い出して下さい。

お湯を沸騰させると白い水蒸気が立ちのぼり、時間がたつにつれて部屋に靄がかかったように見えます。

それと同じような理屈なのです。

その他の理由

多くのライトで照らされる美しい夜景

上記以外に挙げられる理由として、街の明かりが関係しているのではないかという意見があります。

夏は温かいため、夜中でも多くの人が外出しています。

逆に、冬は寒いため、夜中で出歩く人は少ないです。

こういったことから、夏は夜中まで賑わっており、街の明かりは消えません。

それによって、街の光が空を明るくし、星が見えにくくなるというものです。

この明かりも、星空の見え方に大きく関係してきます。

しかし、実際にこれが当てはまるのは都市部くらいです。

ちょっと街中から離れれば、夏も夜も変わらないでしょう。

終わりに

いかがだったでしょうか?

上記のような複数の条件が満たされると星空が綺麗に見えるのです。

もし、まだ実感したことがないという方がいましたら、ちょっと意識して星空を見て下さい。

普段の星空と冬の星空、どう違って見えますか??




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