昔ながらのラムネの秘密! ラムネのビンに入っているビー玉の役割とその理由とは

みなさんラムネを飲んだことがありますよね?

ラムネの中に入っているビー玉を集めようと思ったことはありませんか?

ラムネは、レモンライムなどの味がしますよね。

炭酸飲料です。



名前の由来

レモネードって聞いたことがありますか?

今から150から160年くらい前に外国からつたえられた炭酸の飲み物です。

そのレモネードが「レモネ」から「ラモネ」と呼び方が変わり、さらに「ラムネ」という名前で呼ばれるようになったのです。

ラムネのビンの形

ラムネのビンって少し変わった形をしていますよね?

ビンの上の方が少し細くなっています。

飲んでいる途中ビー玉が引っかかって飲めなくなることがありますよね。

他の飲み物でビンの中にビー玉が入っているものはおそらくありません。

ラムネだけなぜ特別な形をしているのでしょうか。

また、どんなメリットがあるのでしょうか。

ビー玉の役割

簡単にいえばラムネがこぼれないようにせんの役目をしているのです。

ラムネを作るときは、ビー玉が入っているビンに、ラムネのもとのシロップと炭酸を注ぎます。

次に、なんとビンを逆さまにするのです。

すると、ビー玉が口のところに落ちてきて、ラムネにふくまれている炭酸ガスの力で、口をぴたりとふさぎます。

これでビー玉がせんになるのです。

もともとこのやり方がイギリスの製品を使われていました。

日本では、1888年ころから、このやり方が用いられるようになりました。

その後、アメリカで、王冠のふたが発明されるようになりました。

すると、そちらを使う人が多くなり、外国では、ビー玉のせんは消えていきました。

その理由は、王冠のふたの方が、ビー玉でせんをするよりもかんたんで、ねだんが安く炭酸がぬけないようにしっかりとせんをすることができたからです。

つまり、ビー玉を用いるより、王冠のふたを用いた方がいいことばかりあるということです。

では、なぜ、日本のラムネは今だにビー玉を使っているのでしょうか。

まとめ

3777510518_c8f3e18773_m

ラムネを買う人は、ラムネの形やビー玉に親しみをもっています。

その独特な形が好きな人、すずしそうな色が好きな人、ビンの中でコロコロとなるビー玉の音が好きな人などいろいろな人がいます。

そのような理由から、日本のラムネには現在に至ってもビー玉のせんが使われているのです。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事広告