紙を42回折ると月に届く!?

そんなわけがないと思いますよね。
ですが、計算上では月に紙が届くことが証明されています。



紙が宇宙に届く理論

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まず、紙の厚さを0.1mmと考えます。

そして半分に折っていくのですが、折るごとに2倍にしていきます。

1回折ると0.2mm
2回折ると0.4mm
3回折ると0.8mm

これを繰り返していくと、

7回折ると、親指の爪くらい(1.28cm)
14回折ると、中学生の身長くらい(約163cm)
25回折ると、富士山の高さくらい(約3355m)
35回折ると、日本列島の長さくらい(約3436km)
39回折ると、地球一周くらい(約5万km)

そして、42回折ると約44万kmになり、月までの距離(約37万km)を超えるのです。

途中から急に飛躍してきましたが、計算上こうなります。

もちろん、折るのが難しければ切って重ねても大丈夫です。

しかし、これは計算上可能ということで、実際にやろうとしてもほぼ不可能です。
折れ曲がる余分な長さが含まれていたり、そもそもそこまで多くの紙を調達することができないでしょう。

実際にやろうとしても8回程度しか折ることができません。

紙を折る記録

ちなみに、紙を折りたたんだ回数の世界記録は13回だそうです。
アメリカのマサチューセッツ工科大学で、4kmのトイレットペーパーを使用しています。

また、広い面積の紙を使用して折っている人もいました。
最終的には重機を使用し、結果11回折ることに成功していました。

ちなみに、筆者が試しにA4用紙で折ってみたところ、7回が限界でした。
(折れてるかすら微妙なライン)

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終わりに

紙を42回折ると月に届く、というのはとても単純な理由です。
ですが、たった42という数字で月に届くと思うと、とてもロマンチックですね。

まだもやもやしている方は、ぜひ近くのティッシュペーパー等を手にとって下さい。
たった10回も折ることができないでしょう。




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