ピアノの音が出る理由は弦にあった!? 打楽器や管楽器の仕組みや高音や低音のひみつ!

みなさんピアノは知っていますよね。

小学校の先生が弾いてくれるあのピアノです。

弾いたことがある人はたくさんいることでしょう。

しかし、どうしてピアノは音が出るか考えたことはありますか?

いっしょに考えていきましょう。



音を出す「弦」のひみつ

16743207910_283d7b7c64

ピアノには、白と黒の鍵盤がありますよね。

その白と黒の鍵盤を叩くとピアノは音が出ます。

どこから、どうやって音が出ているのか不思議に思ったことはありませんか?

音の出る秘密はいくつかあります。

そのうちの一つは、ピアノ線と呼ばれる、鍵盤とつながった「弦」です。

大きなグランドピアノの中を見たことはありますか?

鍵盤を押すと、その少し奥にあるハンマーが動いて、弦を下から叩いて音を出します。

でも、それだけでは小さな音しか出せません。

一本一本の弦の端を、「こま」という部品が支えています。

このこまがきょう板という音を響かせる板につながっているのです。

そして、弦の振動がきょう板に伝わるのです。

きょう版が空気を振動させることで、大きな音を出しているのです。

また、屋根の部分がななめに開くようになっていて、音が反射してたくさん響くように工夫もしています。

屋根の開け方で、音や大きさが変えられる仕組みになっています。

こんな細かいところまで工夫されていてすごいですよね。

弦は、高音や中音部分では、3本ずつ、低音部分では、2~1本はられ、1台のピアノでは、

88ある鍵盤に約230本の弦がはられることになります。

低音から高音になるにしたがって、弦の長さが短くなり、弦の太さは高音になるほど

細くなります。

そして、こまが、1本1本の弦の振動をきょう板に伝え、様々な音を奏でているのです。

その他の楽器の仕組み

15442412377_55c6026130_k

他の楽器はどのように音を出しているのでしょうか。

例えば、ギターの場合は、弦を手で弾いて音を出します。

弦を張ったこのような部分は、音を響かせるため、中は空っぽになっています。

トランペットなどの管楽器は、息を吹き込んで、管の中の空気を振動させて音を出しています。

ドラムなどの打楽器は、手や道具を使って叩くと、叩いたまくが振動して、

音が響くような仕組みになっているのです。

まとめ

129423670_ac7c9dde2e

このように、ほとんどの楽器が空気を振動させることで音を出しているのです。

ちなみに、弦を縦に張ることで、場所をとらないようにしたピアノを

アップライトピアノといいます。

楽器の種類もたくさんありますね。

楽器を見る機会があれば、その楽器の音の出る仕組みも少し考えてみてください。

そうすると、少し楽しみが増えると思います。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事広告