野菜ジュースは野菜の代わりにはならない!? 野菜ジュースから摂れる栄養素とその効果

 どこのお店に行っても置いてある野菜ジュース。

手軽に野菜を摂ることができると大人気な商品です。

トマト何個分のビタミン!

キャベツ何個分の食物繊維!

これ一杯で一日OK!

など、さまざまなキャッチコピーがされていますが、本当に野菜ジュースで簡単に栄養が摂れるのでしょうか?



野菜ジュースの欠点

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野菜ジュースが作られるときに、いくつか工程があります。

それは、加熱と濾過です。

この工程は野菜ジュースにする上で大切なことなのですが、その結果失われてしまう栄養素があるのです。

まず、加熱の工程によってビタミンCが失われてしまいます。

ビタミンCは熱に弱く、野菜ジュースにはビタミンCは含まれません。

ビタミンCを入れようとすると、野菜とは別の添加物が必要になります。

そして、濾過の工程によって食物繊維が失われてしまいます。

野菜には食物繊維が多く含まれており、体の調子を良くしてくれる働きを持っています。

しかし、ジュースにすることによってほとんどの食物繊維が失われ、野菜本来の役割がなくなってしまっているのです。

野菜ジュースの利点

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野菜ジュースには悪いことばかりかというと、そうではありません。

野菜ジュースだからこそ良い点もあります。

熱に強い栄養素はジュースにしても失われることがありません。

さらに、ジュースにすることによって吸収率が高くなり、普通に野菜を食べるより多く吸収することができる栄養素もあります.

リコピンやβカロテンなどがそれにあたります。

そして何より、価格が安いです。

栄養が豊富なうえ価格が安いというのは、続ける上でも大切なことですね。

野菜ジュースを摂るときは

野菜ジュースを飲んで野菜を食べたことにはしないようにしましょう。

野菜ジュースは確かに栄養がありますが、摂れない栄養素もあります。

しかし、野菜ジュースを飲まずにその分野菜を食べるのは難しいことです。

野菜も野菜ジュースも適量食べるのが一番よいのではないでしょうか。




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