うまい絵とはどんな絵でしょうか。
色が美しい絵、印象的な絵、形が綺麗な絵など、うまい絵といっても人によっていろいろありますよね。
おそらく、多くの人は本物そっくりな絵と思い浮かべたのではないでしょうか。
このような絵をどうしたら描くことができるのでしょうか。
いっしょに考えてみましょう。
よく見ること
まずは、えがきたいものをよく見ることが大切です。
よく見ることでこうした絵を描くことができるのです。
なんとなく見るのではありません。
見るということは観察するということです。
このときに、大切なことがあります。
それは、観察したものをひとつひとつていねいに意識してください。
言葉に出してみましょう。
そうして観察してたしかめるのです。
例えば、りんごを観察してみます。
普段なにげなく食べているりんごですが、じっくり観察するといろいろ見えてくるのです。
「左右の形がちがう」
「色は赤だけでなく、緑や黄色などもある」
「光っているところとかげのところがある」
このように、実際に観察してみると小さな発見がたくさんあるのです。
あなたはいくつ見るけることができますか?
うまい絵を描く人ほどたくさん見るけることができます。
ものをよく見ているからです。
画家の人は、ふつうの人には見ることのできない人物の性格や気持ちまで、見てとって絵にしてしまうともきいたことがあります。
とてもすごいことですよね。
ひたすら練習
いくら観察することができるようになっても、うまい絵を描くことはできません。
それをそのまま表現することはとてもむずかしいことなのです。
そのため、「練習」が必要になります。
スポーツや、楽器、ダンス、習い事などなんでも練習しなければ上達しませんよね。
絵でも同じことがいえるのです。
身近なものから、鏡に写った自分の顔、公園の景色などいろいろなものをどんどん絵をかいて練習していきましょう。
繰り返し練習することがとても大切になります。
そのときに少し気をつけたらいいコツを紹介します。
コツ1
ひとつ目は、利き手についてです。
右ききの人は、左から右に、左ききの人は右から左にかいていきましょう。
線がきれいに引くことができるのです。
さらに自分の手で画用紙をよごさずにすみます。
コツ2
ふたつ目は、絵の大きさについてです。
絵を大きくかくように心がけましょう。
はみ出したら、画用紙を足せばいいというくらいの気持ちで大きくかきましょう。
すると、上手にかくことができます。
1番大切なこと
最後に、1番大切なことがあります。
それは、絵がうまくなるために必要なことです。
気持ちです。
「自分は絵が描けない」
「どうせできない」
というマイナスな気持ちを思ってはいけません。
「うまくかける」
「がんばるぞ」
など、自信をもつことがとても大切です。
もしも、もしもそれでも小さくなってしまった場合は、次のことをしてください。
画用紙の白い部分を切ってみましょう。
そしてもう一度絵をみてください。
きっと上手に見えますよ。
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