いきなりですが、自転車って時速何キロメートルくらい出るか知っていますか?
普段自転車に乗る機会がある人は多いと思います。
学生や主婦の人はかなり乗るのではないでしょうか。
だれしもが必ず乗ってきたことと思います。
おそらくあなたが思い切り速くこいだとしても、時速30キロメートルくらいしか出ません。
時速はわかりますね。
1時間に進む距離のことです。
世界最高速度
世界最高速度は、カナダのサム・ウィッティンガムが、2008年に記録した、時速132.5キロメートルなのです。
とてつもなく速いですね。
高速道路でも日本ではスピード違反になってしまいますね。
しかし、本当にこんなスピード出せるのでしょうか。
どのように走ったのでしょうか。
乗る人も大事ですね。
筋肉や体力はもちろん必要になるかと思います。
しかし、それ以上に自転車にひみつがあったのです。
そして、その自転車が上記の結果を出してしまったのです。
ストリームライナー
サム・ウィッティンガムが乗っていたのは、ストリームライナーという自転車です。
これはいったいどういった自転車なのでしょうか。
実は、速さを競うための工夫がされている特別な自転車なのです。
走っているときの人や自転車に当たる空気の強い力を減らすようにしているのです。
そのため、サドルの位置は地面に近く、自転車なのに風よけですっぽりおおわれているのです。
そして、なんと驚きの事実があります。
車体を軽くするため、ブレーキがないのです。
止まるときには、自分で止まることができないため人の助けが必要になるのです。
なんともおそろしい自転車ですね。
このような自転車のため、ストリームライナーではふつうの道路を走ることはできないのです。
でも、街で見かける自転車の中にも、速く走る工夫がされているものがあります。
速く走れる自転車
体をぐっと前に押した姿勢になる自転車を見たことがありませんか?
これは、自転車は、ペダルをふむ足に強い力がかけられるだけでなく、体に当たる空気のちからを減らすように工夫されています。
フレームの部分の材質をかえて軽くしたり、タイヤを細くして、スピードを出しやすくしているものもあります。
速く走るためにいろいろと工夫されているのです。
おわりに
日本では、法律があります。
その法律上、自転車は車両のうちのひとつとされているのはご存知ですよね。
「車両は、標識で最高速度が決められている道路では、速度を守らなくてなならない」
と決まっています。
どんなにスピードが出る自転車をもっていても、どんなに速く走りたくても法律を守らなくてはならないのです。
なので、自転車はルールを守って、安全に乗りましょう。
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