世界で最も有名な絵画「モナ・リザ」。
作者は、発明家・科学者としても有名なレオナルド・ダ・ヴィンチです。
モナ・リザ
イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた油彩画です。
上半身のみが描かれた女性の肖像画です。
世界でもっとも知られた、もっとも見られた、美術作品と言われています。
「モナ・リザ」のモデルは、フィレンツェの富裕な商人で、行政官も務めたフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザ・デル・ジョコンドだとされています。
ポプラ版に油彩で描かれた板絵で、1503年から1506年に制作されたと考えられています。
もともとはフランス王フランソワ1世が購入した作品ですが、現在はフランスの国有財産であり、パリのルーヴル美術館が常設展示をしています。
隠された文字
モナ・リザの右目には「LV」と書かれています。
これは、ダ・ヴィンチのイニシャルとのことですが、左目には、アルファベットの「B」または「S]、あるいは「CE」というイニシャルともとれる文字が見られます。
これが、モデルの招待を示す重大なヒントと見られています。
また、背景のはしの右側のアーチには数字の「72」またはアルファベットと数字の組み合わせで「L2」と書かれていて、これも手がかりとなると考えられています。
モナ・リザの目の中の文字について触れている1960年代にフランスの美術史家によって書かれた本が、調査のきっかけとなりました。
レオナルド・ダ・ヴィンチはメッセージを伝えるために象徴や暗号を多用した画家です。
「瞳は魂への扉」と考えていた彼は、モナ・リザの目を通じて見るものにモデルの招待を明かしたかったのでしょうか。
モナ・リザの顔
みなさんは「モナ・リザ」が微笑んでいるように見えたことはありませんか?
それは、顔の左半分が柔らかく描かれているからです。
人は、相手の顔の向かって左を見て、その人の感情を判断しています。
「モナ・リザ」の向かって右半分は少しきつい表情をしています。
しかし、左が笑って見えるから微笑んでいるように見えます。
人の本音
人の本音は顔の左側に出ると言われています。
なぜかというと、右脳が感情を司っているからです。
相手の向かって右側の笑みが引きつっていたら、それは作り笑いかもしれません。
「モナ・リザ」のモデルの女性は、右側がきつく見えるので、本当は不機嫌だったのかもしれません。
いつも同じポーズをとらされていたのでしょうか。
まとめ
「モナ・リザ」が笑っているように見えないという人は、普段も他人の本音に敏感であると考えられます。
少しでも綺麗に見られたい女性は、右側のメイクに気合を入れましょう。
相手の本音を知りたいときは、その人の左側の表情に注意して見ましょう。
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