パンプスやヒールの高い靴をかっこよく履きこなす姿は、女性なら誰でも憧れますよね~!!
私も小さい頃、大人の女性がヒールを履いて歩く音がとても好きで、大きくなったらたくさん履いて歩くんだ~!と夢見ていました。
しかし、実際大きくなってヒールの高いオシャレな靴を履いてみると、痛い、、痛すぎる。。。(泣)
ちゃんと試着して痛くないパンプスやヒールを買ったとしても、長時間履いて歩き回ると、あまりの痛さにまともに歩けなくなってしまいます。
どうしてヒールの高い靴を履くと、足が痛くなるのでしょうか?
どんなに痛くても、仕事上履かざる負えない方や美脚効果を諦めずにおしゃれを楽しみたい女子のために、
足が痛くなってしまう原因や対策、おすすめの商品などについて調べてみました。
足が痛くなる原因
そもそも、どうしてかかとの高い靴を履くと、足が痛くなってしまうのでしょうか?
サイズが合っているはずなのに、足が痛くなってしまうのは、もともとのヒールの構造が原因のようです。
ヒールやパンプスはかかとが高いため、つま先に体重がかかりやすい構造となっています。
つま先に体重がかかることによって、つま先が圧迫され、歩くたびに擦れてしまうため、痛みや靴擦れを起こしてしまいます。
そのため、ヒールの高さに比例してつま先にかける負担は大きくなり、長時間履き続けることで、とてつもない痛みを伴ってしまうわけです。
ヒールの履きすぎによって起こる病気
足に負担がかかりやすい靴を履き続けることによって、さまざまな病気を引き起こしてしまう恐れがあります。
外反母趾
外反母趾とは、足の親指が変形し、小指側に曲がってしまう病気です。
外反母趾になってしまうと、痛みがより強くなり、普通の靴でさえも履いて歩くことが困難になってしまいます。
女性に多い病気ですが、自分の足に合わない靴を履き続けると、男性も引き起こす可能性のある病気です。
特にヒールが高く、靴の先端が尖っている靴ほど、つま先に負担がかかるため、外反母趾を引き起こしやすくなります。
扁平足
扁平足とは、土踏まずがなく、足裏が平になっている状態のこといいます。
土踏まずは、身体のバランスを保ち、走ったり歩いたりするときに脳や体に伝わる衝撃を和らげるクッションのような役割をしています。
ヒールの高い靴をはくことによって、足裏にかかる体重がアンバランスになってしまい、足の指を使って上手く歩くことが困難になります。
その結果、足裏の筋肉の衰えによって扁平足を引き起こし、疲れやすくなったり、足裏や足首などに痛みが走りやすくなったりします。
モートン病
モートン病とは、足の指先や指の間に起こるしびれや痛み、腫れや麻痺を起こしてしまう病気です。
薬指と中指がなりやすいといわれていますが、どの指にも起こりうる病気です。
モートン病は、かかとの高い靴やつま先の尖った靴などを履き、繰り返し足に負担をかけ続けると、神経が圧迫されて発症してしまいます。
症状が進行すると、歩行が困難になってしまう場合があります。
足が痛くならない方法と対策
自分に合わないヒールや靴を履き続けると、様々な病気を引き起こしてしまうことがわかりました。
しかし、おしゃれを楽しむためにも、ヒールをあきらめたくないですよね!
足が痛くならない方法を学んで、ヒールを履きこなしていきましょう。
正しい歩き方
ヒールを履いたときの正しい歩き方のポイントは3つあります。
- かかととつま先を同時に着地させる。
- 膝は伸ばす。
- 一本の線を土踏まずで歩く感覚で。
かかととつま先を同時に着地させ、膝を伸ばすことによって、重心が安定しやすくなり、足に掛かる負担を減少させることができます。
また、一本の線を土踏まずで歩くことをイメージすることで、内くるぶしが見え、内股やがに股などが解消され、きれいな姿勢で歩くことができます。
この3つのポイントを抑えて、足に掛かる負担が軽減させ、美しい歩き方を手に入れましょう。
インソール
インソールを入れることによって、足と靴の摩擦を軽減させ、足裏のクッション性を保護してくれるため、足に掛かる負担を軽減してくれます。
そのため、靴の素材が硬かったり、サイズが合わなかったりする靴には、インソールを入れるだけで改善されることがあります。
インソールを入れると全体的にきつくなるという声もありますが、
- 全体用
- つま先用
- かかと用
- 土踏まず用
など、種類が多くあり、自分の足の大きさや気になるところだけに入れることができます。
また、素材も
- パッド
- ジェル
- タオル
- 低反発
- 本革製
のものなど、種類は様々です。
種類が豊富にあるため、自分にとって履き心地の良い素材や靴に適したインソールを選ぶことができます。
100均グッズ
実は、100均グッズの耐震マットで、簡単にヒール対策ができてしまいます。
本来耐震マットは、地震が起きたときに家具の倒壊やズレを防ぐために使われるものです。
これをヒールに使うことで、足が滑らないよう耐震マットがストッパーの役目を果たし、歩いたときに靴と足の摩擦が起こらなくなります。
また、重心がつま先だけにかからなくなるため、つま先も圧迫されなくなります。
使い方は簡単で、耐震マットを靴底のかかとより少し前の位置に貼り付けるだけで、靴ずれや痛みを大幅に軽減してくれます。
100均というコスパの良さもあり、手軽に試せるところが良いですよね。
おすすめの商品
足が痛くならない対策を学びましたが、対策入らずの靴があればうれしいですよね。
そこで、ビジネス用でおすすめのパンプスと普段使いのオシャレで足に優しいサンダルをそれぞれ厳選してみました。
ビジネス用のパンプス
アクアレディのパンプスは、靴ずれを起こしやすい私がようやくたどり着いたおすすめのパンプスです。
このパンプスを履いてから一度も靴ずれを起こしたことがないので、何度もリピートしています。
インソールがふかふかで長時間はいても疲れにくく、程よい高さのヒールで美脚効果もあります。
色味やデザインも派手すぎず、上品なため、年齢や場面を問わず履きこなせる商品となっています。
普段使い用のサンダル
ゴムフィットサンダルは、おしゃれなブロガーさんたちの書き込みから出会った商品です。
ゴムなので、足にフィットしやすく、長時間履いても本当に疲れなくてびっくりしました。
それに、デザインも足の甲でクロスしているためおしゃれで、足首を細く見せてくれます。
ネットでサンダルを買うことに抵抗はありましたが、思い切って購入してよかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パンプスやヒールが高い靴を痛いまま履き続けていると、外反母趾などの病気を引き起こしてしまうなんて恐ろしいですよね。
大変なことになる前に、自分に合わない靴を無理して履くことはやめましょう。
インソールや耐震マットなどで対策をすれば、おしゃれでヒールの高い靴でも履きこなせるかもしれません。
しかし、耐震マットは素足やストッキングのときに効果がありますが、靴下を履くと効果が薄れてしまいますので、注意しましょう。
ヒールのある靴は痛いから諦めるのではなく、自分の足に合った対策や靴を見つけて、おしゃれを楽しみましょう!
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