【仰天】賞味期限は冷凍食品にあってアイスにはない?!驚きの理由と違い!!

食品

みなさんは、アイス賞味期限ないってことをご存知でしたか?

 

私は、小さい頃見ていたテレビ番組で知ったのですが、その当時の衝撃はすごかったですねー!!

お家にあったアイスを確認しても、賞味期限の書かれたアイスは1つもありませんでした。

 

しかし、食品なのにも関わらず、どうしてアイスには賞味期限がないのでしょうか?

 

賞味期限と消費期限の違い

アイスに賞味期限がない理由を知る前に、まずは、賞味期限と消費期限の違いを確認していきましょう。

 

賞味期限

 

美味しく食べられる期限を示したものが賞味期限です。

 

表示された期限を過ぎた場合でも、すぐに食べられなくなるわけではありません。

変色や異臭など、食品に異常がなければ食べることが可能です。

 

賞味期限は、比較的痛みにくい食品に表示されています。

例えば、

  • スナック菓子
  • レトルト食品
  • 即席麺類
  • 缶詰
  • バター
  • ジュース
  • ジャム

などの食品が挙げられます。

 

しかし、一度封を開けてしまったり、保存状態が正しくなかったりした場合は、賞味期限の保証はありません。

開封したものは賞味期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。

 

消費期限

 

安全に食べることができる期限のことを消費期限と示します。

表示された期限が過ぎた場合、品質の劣化・安全性が保証できないため食べないようにしましょう。

 

消費期限は、比較的痛みやすい食品に表示されています。

例えば、

  • お弁当
  • 惣菜
  • パン
  • 生麺
  • 生菓子
  • 食肉
  • お刺身

などの食品が挙げられます。

 

なお、賞味期限と同様に、未開封かつ保存状態がよくなければ、安全は保証されないので、注意しましょう。

 

アイスに賞味期限がない理由

それでは、本題のアイスの賞味期限がない理由についてです。

 

まずはじめに、

  • 厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」
  • 農林水産省の「加工食品品質表示基準」

では、品質の変化が極めて少ないと判断される食品については、賞味期限の表示を省略しても良いと定められています。

 

アイスクリーム類もそれらの食品の1つとされており、

アイスは-18℃以下で冷凍保存された状態であれば、微生物や細菌が増殖することはないため、長期間安定して保存できる食品であると考えられています。

 

また、アイスはほかの冷凍食品に比べて、原材料の品目が少ないため、品質劣化が起こりにくいと考えられています。

 

アイスに賞味期限が書かれていない理由をまとめると、

原材料が少なく、-18℃以下で冷凍保存をしていれば、微生物の増殖がないため長期間の保存が可能であり、

賞味期限を省略することができると法律によって定められているからです。

 

その代わりに、「アイスクリーム類及び氷菓の表示に関する公正競争規約」では、保存上の注意のところに、

「ご家庭では-18℃以下で保存してください。」

などの記載をするように定められています。

 

ちなみに、日本だけでなく、

  • アメリカ
  • イタリア
  • ドイツ

などの海外でも、アイスに賞味期限を記載する義務はありません。

 

美味しくないアイスの見分け方

アイスには賞味期限を記載する必要がないほど、衛生上、安心・安全な食品であることがわかりました。

 

しかし、家庭用冷蔵庫の場合、開け閉めが多ければ、冷凍庫内の温度が上昇する恐れもあり、必ず安全であるとは言い切れません。

さらに、1、2年も前のアイスや再凍結させたアイスなど、さまざまな事情を抱えたアイスが冷凍庫で眠っているかもしれません。

 

そこで、安心・安全なアイスか見極められるようにポイントを整理してみました。

  • 変色している
  • パッケージに大量の霜がついている
  • シャリシャリとしている

このような状態ではないかチェックしましょう。

 

私も古いアイス、再凍結をしたアイスを食べたことがあるためわかりますが、

新鮮なアイスと比べて、明らかに風味が違います

 

体に悪影響を及ぼすことはありませんが、美味しくないです。

買ったアイスは、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

 

冷凍食品に賞味期限があるのはなぜか

冷凍食品もアイスと同様、冷凍庫内で保存します。

しかし、アイスには賞味期限がないのに、冷凍食品には記載されています。

アイスと冷凍食品の違いは何なのでしょうか。

 

アイスの場合、温度管理さえしていれば、品質が変化することは極めて少ないため、賞味期限は省略することができます。

 

しかし、冷凍食品の場合、適切な温度で保存していたとしても、水分が蒸発していき、がどんどん酸化していきます。

 

冷凍庫は乾燥しているため、冷凍食品の水分が蒸発して袋がパンパンに膨らんでしまったり、味が悪くなったりと、

冷凍焼けを起こすため、賞味期限が記載されているのです。

 

アイス以外に賞味期限がない食品

 

アイス以外にも賞味期限がない食品をご紹介します。

  • 砂糖
  • ガム
  • 梅干し

などの食品には、賞味期限が記載されておりません。

 

しかし、梅干しは塩分濃度が20%前後のものには、賞味期限は記載されませんが、

15%以下のものには、賞味期限の記載があります

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アイスに賞味期限がないなんて、初めて聞いた方は大変驚いたと思います。

 

なぜ-18℃以下で保存するのかというと、細菌が活動できない温度だからだそうです。

 

冷凍庫の開け閉めや食品の入れる量によって、冷凍庫内の温度は左右されてしまいます。

  • 冷凍庫の開け閉めは素早く!
  • 冷凍庫に食品を詰め込みすぎない!

など、冷凍庫内の食品が一定の温度を保てるように、注意していきましょう。

 

アイスに賞味期限は記載されていませんが、購入後はなるべく早めに食べるようにし、

古いアイスには十分に注意するようにしましょう。

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