低カロリー&栄養満点!!木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いとは!?

食品

みなさんは、木綿豆腐絹ごし豆腐違いをご存知ですか?

 

自信を持って答えるのは難しいですよね。

 

食べた感じでは、木綿豆腐はしっかりとした食感で、大豆の風味が強いように思います。

絹ごし豆腐は、なめらかな口当たりで、柔らかくてつるっとしたような食感です。

 

木綿豆腐と絹ごし豆腐、ほかにはどのような違いがあるのでしょうか。

製造方法や栄養面などの違いから徹底的に見ていきましょう。

 

木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い

木綿豆腐

製造方法

豆乳に、にがりなどの凝固剤を加えて固めます。

そして、その固めたものを木綿の布を敷いた容器に入れて、圧力をかけて水分を絞り、再び固めたものが木綿豆腐となります。

 

そのため、木綿豆腐には木綿の格子状の模様がついています。

ちなみに、木綿豆腐の名前の由来は、豆乳を木綿でこしていることからきているといわれています。

 

食感や味わい

木綿豆腐は、圧力をかけて水分を絞っているので、ギュッと凝縮されており、しっかりとした食感をしています。

舌触りはザラザラとしていて、大豆の風味が強く、濃厚な味わいをしています。

 

カロリー

木綿豆腐100gあたりのカロリーは、72キロカロリーです。

また、木綿豆腐1丁(300g)あたりのカロリーは、216キロカロリーです。

 

栄養成分

木綿豆腐は、水分を圧縮しているため、栄養成分も濃縮されております。

 

そのため、特出すべき栄養成分として、

  • タンパク質
  • カルシウム
  • 鉄分
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • 食物繊維

などが多く含まれています。

 

特に、カルシウムは絹ごし豆腐の約3倍、ビタミンEは約2倍多く含まれています。

 

適した料理

木綿豆腐は、濃縮されている分、固く崩れにくいので、

  • 焼く
  • 炒める
  • 煮る
  • 揚げる

などの調理法に適しています。

 

絹ごし豆腐

製造方法

絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも濃い豆乳を使って、にがりなどの凝固剤で固めて作られます。

木綿豆腐のように水分を圧縮しないため、水分が多いです。

 

ちなみに、絹ごし豆腐の名前の由来は、木綿豆腐のように絹でこしたからではなく、

なめらかな舌触りから、木綿との対比で絹ごし豆腐と呼ばれるようになったそうです。

 

食感や味わい

絹ごし豆腐は、水分が多く含まれているので柔らかく、なめらかな食感です。

また、キメが細かく、ツルッとした舌触りで、大豆のほのかな風味が特徴です。

 

カロリー

絹ごし豆腐100gあたりのカロリーは、56キロカロリーです。

また、絹ごし豆腐1丁(300g)あたりのカロリーは、168キロカロリーです。

 

栄養成分

絹ごし豆腐の特出すべき栄養成分として、

  • 炭水化物
  • カリウム
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • マグネシウム

などが多く含まれています。

 

水分を絞らずに、そのまま固める製法のため、

水溶性のカリウムやビタミンB群などを水分と一緒に失うことを防ぐことができます。

 

適した料理

絹ごし豆腐は、大豆の風味が優しく、水分が多く崩れやすいため、

  • 冷奴
  • サラダ
  • 汁物

などの調理法に適しています。

 

豆腐の保存方法

みなさんは、豆腐をどのように保存していますか?

きっと、パックのまま冷蔵庫や野菜室で保存する方がほとんどだと思います。

 

すぐに使う場合は、そのまま保存しても大丈夫ですが、

しばらく使用しない場合、豆腐はパックのまま保存してしまうと、アクが溜まりやすく、痛みやすくなってしまいます。

 

もちろん、賞味期限や消費期限を守る前提ですが、新鮮な状態で長く保存するためのポイントをご紹介します。

  1. 一度、加熱して殺菌する。
  2. 容器に移し、水を張ってラップ等でしっかりとフタをする。
  3. 毎日水を入れ替える。

上記のポイントを実践しましょう。

 

また、加熱殺菌は2~3日ごとにするようにしましょう。

加熱する際は、清潔な布巾などで豆腐を包むと崩れにくいです。

 

使いきれずに余ってしまった豆腐も同じように保存しましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いは、主に水分を絞るか、そのまま固めるかの違いだったのですね。

調理法も向き不向きを知っていれば、さらに豆腐料理の腕が上達しそうです。

 

豆腐の保存方法は、少し手間ですね(笑)

私はなるべく早く使い切るようにして、長持ちさせたいときや安くてまとめ買いしたときに、安心して食べられるよう、実践したいと思います。

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