かき氷のシロップはすべて同じ味だった!? 着色料に潜む大きな危険性と落とし穴

食品

夏といえばかき氷が定番ですね。

夏になれば、多くのお店でかき氷の販売が始まります。

ところで、このかき氷ですが、あなたはどんなシロップが好きですか?

いちごでしょうか?レモンでしょうか?

それともブルーハワイ

みぞれスイなんてものもありますね。

実はこれらのシロップに驚きの真実が判明しました。

かき氷シロップの驚きの真実

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かき氷のシロップにはレモン」「いちご」「メロンなどフルーツの味が書かれていて、その通りの味だと信じて疑いませんでした。

しかし、真実はそうではなく、全てのシロップは同じ味だというのです。

かき氷のシロップの味付けは全て同じで、違いを出すために着色料と香料を変えているだけだそうです。

これは、かき氷のシロップを製造している企業である、日本ゼネラルフードグループが明言しているため間違いないでしょう。

見た目と香りを変えることで脳を錯覚させ、あたかも違う味かのように思わせるというなんとも科学的な方法でつくられていたのです。

それならブルーハワイという味が全く想像できないような名前のシロップがあるのも納得です。

これは、誰でも簡単に体験できます。

様々な味のかき氷のシロップを、目隠しと鼻をつまんだ状態で味見してみると、どれがどれだかまったくわからなくなってしまうのがわかります。

要するに、かき氷のシロップは雰囲気を楽しむためのものなのです。

もちろん、全てが全て同じ味というわけではありません。

最近では、実際に果汁が入ったシロップを製造している企業もあり、さらにかき氷のシロップの種類が増えています。

とはいえ、これまで食べていたかき氷のシロップが、実は同じ味だったというのは少しショックですね。

「俺、レモン味は好きだけどイチゴ味はどうしても嫌いで食べれないわ!」

なんて言っていた彼なんてもう・・・ね・・・。

人間の味覚なんてそんなものです。

子供への悪影響

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かき氷のシロップには、大量の合成着色料が入っていることがわかりました。

しかし、この着色料には子供に悪影響を及ぼしてしまうということが判明したのです。

それは、子供の発達障害を引き起こしてしまう危険性があるというものです。

それに伴って、EUでは2010年からmay have effects on activity and attention in children(子供が多動症になる可能性があります)という警告表示が義務付けられています。

それだけではなく、合成着色料には発がん性物質が含まれているという発表もあるのです。

それについて、詳しくはこちらの過去記事を参照してください。

食紅の原料と危険性

着色料の危険性

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合成着色料が危険だから天然着色料にしよう!

天然着色料なら安心だ!

という話をよく聞きますが、これも間違いです。

天然着色料だから良いとはいえない理由があります。

合成着色料には、人体に悪影響があるからという理由から禁止された合成着色料があります。

ならば天然着色料はどうか。

これも同じく、人体に悪影響があると判明し、禁止された天然着色料があります。

合成着色料はコールタールが原料ですので、体に悪いというイメージはすぐにできるでしょう。

しかし、天然着色料も自然のものが原料ですので、毒を持つものが天然着色料の原料になることもあるのです。

どちらが安全かと言われても、どちらも安全だと言えません。

とはいえ、これまで長い時間をかけて様々な着色料が禁止となってきました。

その中でも今残っている着色料は、昔から禁止になること無く使われ続けているということになります。

長い間使われ続けてきた今の着色料ですので、全て比較的安全なのではないかと思われます。

また、人体に影響が出るとされる量も、よっぽど努力して意識して摂取し続けなければ摂ることが出来ない量となっています。

着色料が入っているからダメ!

着色料にそう過剰に反応する必要もないでしょう。

ただし、これが言えるのは国内で作られたもののみとなっています。

海外と日本では法律が違い、禁止されている着色料も違っています。

海外の製品を輸入したものに着色料が使われていた場合、輸入先の法律が適用されていますので、もしかすると日本で禁止されている着色料が使われている可能性があります。

安全・安心に気を使うのであれば、こういった落とし穴も見逃さないように注意しましょう。

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