朝食抜きダイエットは効果が無い!? 朝食を抜くことによる健康への影響とは

みなさんは毎日何回食事をしますか?

世間一般では1日3食が基本といいますが,1日2食の人もいれば,1日4食の人もいます.

ここでよく議論になるのが,朝食を摂るべきか否か

毎日3食食べるのが理想と言われる中,朝食は取る必要がなかったと言う意見もあります.

完全に意見が分かれているため,どちらが正しいと判断するのは難しいかもしれません.

しかし,どちらにも主張する根拠があるので,それぞれの言い分を比較してみましょう.



朝食を摂る場合

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まず、朝食を摂る場合から見ていきましょう。

これは誰が見てもわかりきっていることですが、ブドウ糖によるエネルギー補給ができます。

朝からエネルギー補給をすることによって脳が活性化し、集中力が高まります。

そして、3食を日常的に食べることによって過食しにくく、肥満防止になります。

また、内臓を長い間動かすことによって腸が刺激され、便通がよくなります。

文部省の調査によってわかったことなのですが、男女ともに、朝食を食べている人の方が体力・知力ともに優秀という結果が出ています。

これは、朝食を食べることが良いとされる、一番の証明になるのではないでしょうか?

朝食を抜く場合

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次に、朝食を抜いた場合を見ていきましょう。

朝食を抜くことによって、消化器官などの内臓を休ませることにつながります。

内臓も常に動いていては、いつか調子が悪くなってしまいます。

そういった悪循環を防ぐためにも、内臓を休ませることは大切なのです。

しかし、朝食を抜くとふらついたり調子が悪くなったりしてしまいます。

ですが、この症状は生活習慣の乱れによるものなので、続ければすぐ慣れます。

いきなり始めてしまうと調子が悪くなってしまいやすいので、朝食の量を減らすことからはじめましょう。

まずはサラダや果物だけにする。

そして飲み物だけにする。

徐々に体を慣らしていくことが大切で、最終的には水だけの摂取になるのが理想です。

これがうまく体に合うと、目覚めはよくなり、頭も冴え、今まで以上に体の調子がよくなります。

また、集中力も続き、気分が明るくなります。

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朝食に使う時間とお金も節約できるので一石二鳥です。

しかし、脳を働かせるために必要なエネルギーであるブドウ糖はどうするのでしょうか?

安心してください!

代替エネルギーがあります!

ブドウ糖の代わりに、β(ベータ)ヒドロキシ酪酸と呼ばれる物質を消費してエネルギーにします。

要は脂肪分をエネルギーに変換し始めるのです。

朝食を抜くことはダイエットにも効果的なのです。

便通に関しても問題ありません。

何も食べず飲まずではよくないですが、水を飲むだけでOKです。

これだけで便通も良くなります。

結果どちらがいい??

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どちらがいいとはっきり判断させるのは難しいです。

どちらも根拠がはっきりしており、それぞれに良い点があります。

ただ、無理して生活習慣を変える必要は無いのではないかと思われます。

これまで3食食べていた人が朝食を抜くと、それで調子がよくなったとしても朝食を我慢しなければならないというストレスが生まれます。

逆に、これまで朝食を抜いていた人が無理に朝食を摂るのもストレスになるでしょう。

どちらが正しいというわけではなく、どちらでもいいというのが答えではないでしょうか?

終わりに

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これは完全に私の経験に基づいたものですが、

体型が痩せている人は朝食を抜くことはオススメできません

特に、普段食べる量が人並みかそれ以下の方は要注意です。

朝食を抜くと、体についている脂肪分をエネルギーとして消費しはじめるのですが、痩せている人にはその脂肪がついていません。

最初は大丈夫でも、いつか限界が来て、大変なことになってしまう恐れがあります。

私自身、よく寝ているため朝食はあまり食べないのですが、ついでに昼ごはんも飛ばしてしまうことがあります。

そうなると、栄養不足に陥り、消化器官も衰弱し、そもそも食事が難しくなってしまうという悪循環に陥ります。

最後には病院で点滴を打つことになるでしょう。

このご時世で栄養失調になるのも嫌ですよね。

そうならないためにも、痩せの方は朝食を摂るような生活習慣にすることをオススメします。

逆に、太り気味の方は朝食抜きダイエットをするのはオススメできます。

ただ、朝食を食べなかった分、昼や晩のご飯で過食しないように注意しましょう。




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