地球が作られたのは約46億年前!その地球の構造とは!?謎に迫ります。

自然

みなさんが当たり前のように生活しているこの地球。誕生したのは、およそ46億年前!

この回転する巨大な地球は、岩石や金属でできていますが、実はそれほど固いわけではありません。これまでも、大陸が衝突したり、山が盛り上がったり、海が広がったりして、昔と今では地球の表面は変化しているのです。

今回は、地球の構造について解説していきます。

地殻

地面はとても固くしっかりとしていると思いますよね。しかし、地球の一番外側の「地殻」という部分は、場所によってはたった数キロメートルの厚みしかないのです。

地球の全体積に地殻が占める割合は、わずか1%です。

地殻は、「テクトニック・プレート」と呼ばれています。何枚もの板状の岩盤に分かれていて、まるで巨大なパズルのように組み合わさっています。

そして、移動したり、衝突したりすることもあります。

マントル

マントルと呼ばれる部分は、地球の層の中で体積が一番大きく、約2900kmの厚みがあります。

プレートは、このマントルの上にあります。マントルは、岩石でできた個体の層ですが、温度と圧力が高いために変化しやすくなっていて、流れるように動いていくのです。

プレート境界付近では、地震や火山活動がよく起こります。日本でも、地震の影響をかなり受けていますよね。そして、そんな場所の一つに東アフリカの「大地溝帯」という場所があります。

ここでは、アフリカプレートがゆっくり2つに裂けています。裂け目が大きく広がっていけば、いつか新しい海ができるのではないかと考えられています。

内核と外核

地球の中心の「内核」を取り囲んでいる部分を「外核」と言います。

この外核は、鉄とニッケルによるドロドロの液体状になっています。この金属がゆっくりと動いているために電流が起こり、地球に磁場が発生する原因となっているのです。

内核は、ほとんどが鉄でできています。その温度は、5000〜6000℃にもなり、これは太陽の表面と同じくらいの温度です。こんなに高温でも、大きな圧力がかかっているため、固体を保つことができるのです。

もし地球の反対側まで、トンネルを掘ったとしたら、長さは1万2756キロメートルにもなります。これまで、実際に掘られた世界一深い穴は、ロシアの「コラ半島超深度掘削坑」といい、深さは12キロメートルです。

この12キロメートルは、かなり深く掘っていますが、地球全体から見ると表面を少し削った程度に過ぎないのです。地球の凄さが伝わりますね。

地球の表面

地球の大陸は、もともと「パンゲア」という大きな陸地でした。地球の未来は、今後2億5000万年ほどしたら、大陸は再び1つになると予想する学者もいるそうです。

西洋では、太陽系の惑星にはどれもギリシャ神話やローマ神話の神がみの名前がつけられていて、地球だけが例外です。地球を意味する「Earth」は、古くは、「Erda]でした。大地や土という意味で、こう呼ばれ始めたのは、今からおよそ1000年前のことだと考えられています。

山脈は、プレート境界に沿ってできます。最も長い山脈は「大西洋中央海嶺」ですが、これは深い海の底に隠れています。プレートが分裂して割れ目ができ、マントルから熱いマグマが押し出され、冷えて固まって山脈になったのです。

地球で、一番広い砂漠は、南極大陸です。この最も寒い大陸の内陸部では、年間降水量が50m m程度しかないのです。それでも、地球上の真水の90%が氷となって南極にあるということです。

地球は、地軸を中心にして常に回転しています。太陽に対して1回転するのに24時間かかります。

まとめ

地球は平らではありませんが、完璧な球体でもありません。

「回転楕円体」と言って、上下から押されて真ん中が膨らんだボールのような形をしています。

大昔から存在する地球ですが、地球の未来のためにも人間ができることを大切にして生活していきたいですね。

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