小学校1年生、初めての運動会。
言われた言葉が「メダルはないの?」でした。
幼稚園では毎年全員がもらっていたメダル。
小学校にはあるはずなく、運動が苦手な彼がもらえたのは、
2位になった大玉送りの『2』と書かれた等賞シール1枚でした。
慣れない環境と暑さの中、いやいやながらも毎日がんばった運動会練習。
そのご褒美が数字のシール一枚だなんて、そりゃ見合わないよなあと、妙に納得したわけです。
そんなわけで作ってみた金メダル!
単純ながら、うまく作るポイントなども見つけたので、作り方を詳しくシェアします。
【折り紙を4等分する】
使ったのはこちら。
100均ダイソーで購入したホイル折り紙。
金7枚、銀7枚の合計14枚入りです。
同じ100均でも、セリアのホイル折り紙は10枚以下の入数なので、ダイソーがオススメ。
こちらを4等分します。
4等分の紙4枚(つまり折り紙1枚分)でメダル1個を作ることができます。
カッターではなく、ハサミで切っても問題ありません。
大量生産するのならカッターナイフが楽で綺麗です。
【折り紙をじゃばら折りにする】
ここからは、綺麗に等分されたじゃばら折りを作る手順です。
そして、表裏も大切なポイント。
画像と同じになるようにやってみてください。
まず、半分に折って開きます。
折り線に沿って、上下を折ります。
次に、外側に向かって半分に折ります。
裏返します。
中心の折り線に沿って上下を折ります。
最初の折り線で折って、じゃばら折りの出来上がり!
表裏を間違えると、仕上がりに影響します。
左が上の解説で作ったもの、右が表裏を間違えたものです。
左の方が綺麗に仕上がっています。
【扇形にして、4つ貼り合わせる】
じゃばら折りにしたものを半分に折ります。
そして、内側(画像の矢印部分)を貼り合わせて開くと、扇形になります。
それを4つ貼り合わせると扇形になります。
貼るときは、両面テープを使いました。
のりだと強度に不安があり、ボンドだと乾くまで時間がかかるためです。
【メダルの中心部を作る】
メダルの中心になる丸パーツを2枚(表と裏の分)作ります。
私はコンパスで円の下書きをしましたが、紙コップの底をなぞって円を描くのも手軽でよいです。
ペラペラの紙よりも、厚めの紙やボール紙がオススメです。
表に貼るパーツには、シールを貼ったり、言葉や絵を書いたりして飾りましょう。
【丸パーツを貼り付ける】
折り紙のメダル本体に、丸パーツを貼り付けます。
ホットボンド(グルーガン)を使いました。
乾かす時間が必要になりますが、普通のボンドでも大丈夫です。
裏に貼る丸パーツには、先にリボンを貼っておき、リボンを折り紙のメダル本体とサンドするように貼ると良いです。
1.裏の丸パーツにリボンを貼る
2.裏の丸パーツをメダル本体に貼る
3.表のパーツをメダル本体に貼る
この順序だと、表のパーツの位置を調整しやすく、綺麗に仕上げることができます。
【完成!】
出来上がりです。
今日までの練習を頑張ったこと、
当日も最後まで頑張り抜いたこと、
心の一等賞だよと伝えながら渡してあげたいですね。
【おまけ】
メダル以外にも、いろいろ使えるこの形。
リボンを首にかけるパターンではなく、短く下向きにつけるとロゼットになります。
中心部分に年齢の数字を入れてブローチのようにしたら、お誕生日パーティーにも使えますね。
じゃばら折りパーツを、折り紙そのままの大きさで作ると、壁飾りにも使えます。
じゃばら折りパーツを2色使ったり、模様入りの折り紙を使ったりすると、また雰囲気が変わって面白いです。
なにより単純な工程なので、子供と一緒に作っても楽しいですよ。
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